近藤鋼材㈱を訪ねて 製缶工場にファイバーレーザ加工機導入先進システムの活用で新たな付加価値生む

摘要

近藤鋼材（静岡県沼津市，近藤千秋社長）は2018年，神奈川県内の新工場完成にあわせ，三菱電機製6kWファイバーレーザ加工機「ML3015eX-F60」1台を15段のパレットチェンジャとともに導入した。近藤社長は「3次元CADモデルから直結した鉄の加工を可能にしていけば，新たな付加価値を生むと思う。また，そうした先進システムを活用する会社であることをアピールし，若い人材の採用にもつなげていきたい」と抱負を語る。本号では一般鋼材，土木建築用鋼材の販売および加工販売を手がける同社を訪ね，レーザ加工機の導入経緯と活用状況を中心にレポートする。