石炭灰のリサイクルに向けた取組み、工業·農業分野第3回クリーン·コール·セミナー、電源開発が講演（1）

摘要

石炭エネルギーセンター（JCOAL）が5日、沖縄那覇市で開催した「第3回クリーン·コール·セミナー」（沖縄の発展を支える石炭火力発電）で、電源開発石川石炭火力発電所が「石炭灰のリサイクルに向けた取組み-工業、農業分野への利用－」と願し講演を行った。 講演概要を以下に連載して紹介する。 電源開発の石炭火力発電所と石炭灰の発生状況電源開発には、磯子（600MW）、高砂（500MW）、竹原（1,300MW）、橘湾（2,100MW）松島（1,000MW）、松浦（2，000MW）、石川（312MW）の7石炭火力発電所がある。 これらから発生する石炭灰は1,500千tを超え、17年度においてはプラント高稼働の影響もあり1,700千tに達した。