第50回記念クレーン運転及び玉掛け技能競技全国大会開かれる優勝は株式会社IHI 物流産業システム本宮工場（福島県）

摘要

第50回記念クレーン運転及び玉掛け技能競技全国大会が、（公社）ポイラ·クレーン安全協会（前田豊会長）の主催で、5月24日、福島県郡山市の同協会福島事務所を会場に開催された。今年は第50回記念大会ということで、青森県から愛知県まで全国から昨年より1チーム多い12チームが参加した。競技方法は前年と同様、玉掛け者が2名、クレーン運転士が1名の3名でチームを構成。個々人の操作技量に加え、安全作業最優先の姿勢で、玉掛け者とクレーン運転士の相互合図、動作ごとの安全確認が重要で、息の合ったチームワークが欠かせない。各社で練習に励み、その成果を思う存分発揮したいところだが、競技会独特の雰囲気と使い慣れていない器具、つり荷の形状による微妙な重心の目測に戸惑い、実力を十分発揮できないチームもあった。優勝は、株式会社IHI物流産業システム本宮工場（福島県）で、表彰式は6月24日、東京で行われた。