（流通）：街づくり·町おこしと流通⑤商店街と流通③－リテールサポートとしての地域のブランディングと卸やメーカーの役割について

摘要

現在の経済社会において、消費者の行動を促し或いは抑制するもののひとつがブランドである。良好なブランドを得た商品や企業を有利である。逆に負のブランドというべきマイナスのイメージと関連付けられた商品や企業はきわめて不利である。これと同じことが商店街などの地域に対しても言える。すなわち、幻なき民は滅びるようにブランドなき街は衰退するのである。そして、地域のブランド作りを支えるものは、住民の参加やステークホルダーの協力を呼び起こすビジョンである。