最近の路盤·舗装機械と維持機械：最近の路盤舗装機械の自動化と情報化－自動化の普及から情報化施工へ

摘要

路盤舗装では、路盤から基層、表層へと必要な出来形が求められる。当然の事ながら、機械の基本的な操作は、任意の施工位置における所定の基準高さ、厚さ、幅員、密度及び平坦性が得られるように敷きならし、締固めをおこなっている。 この操作はオペレータの経験や勘をもとにした技量に左右されている。 この技量を修得するには熟練を要し、施工の進行状況、仕上がり具合（出来形）にも影響を与える要素になっている。 したがって、この操作の技量を機器に置き換え、効率よく機械を稼働させることが自動化の重要なポイントとなっている。本文では路盤舗装機械の自動化に関わる機器の特徴についてまとめ、適用例をふまえて情報化施工への取り組みについて報告する。