建機IT化の現状と将来展望：機械管理システムe-Serviceと盗難予防システムe-Guardの構築

摘要

国土交通省はCI-NETや建設CALS/CEを推進することにより、建設業の生産性向上と業界の近代化を因っている。 特に、1997年に策定された建設CALS/CEアクションプログラムによれば、2004年には国土交通省直轄事業に電子入札システムを全面的に導入すること、更に、2010年には地方自治体を含む、全ての公共事業に於いて、建設CALS/CE を実現することを目標に置いている。又、建設施工の分野に於いても、コンピュータや通信技術を活用した情報化施工による、更なる省力化、安全性の向上、環境保全が推進されるようになってきた。