建機IT化の現状と将来展望：ITシステムの開発と関連機器－CCDカメラ内臓トータルステーションを活用した情報化計測システム

摘要

建設工事の情報化施工の普及は近年急速に進んできた。 それは、国土交通省の「情報化施工促進検討委員会」において「21世紀の建設現場を支える情報化施工」がとりまとめられ、調査から管理段階も含めた一連の流れの中での建設事業の効率化が謳われ、建設CALS/ECの取り組みとあわせ、施工の合理化をはかる大きな柱となっている。 本稿では、建設現場、災害、防災現場で活用されると思われる、最新の測量機器（CCD カメラ内臓トータルステーション）を活用した情報化計測システムについて紹介する。