油圧サーボコントロール：油圧サーボ弁に替わる新技術

摘要

サーボ弁を使用した油圧サーボコントロール技術は電動機を使用した電気サーボコントロール技術と同じように20世紀後半に於ける革新技術の一つであり、各種製造設備の自動化の要請に拍車をかけられて発展してきた技術である。そもそもサーボ弁は第二次世界大戦中にドイツ軍が開発したV2号（大陸間弾道ロケット）の姿勢制御用として使用され、北海を越えて英国のロンドンに撃ち込まれたものである。