ポーランド工作机械工業－中·東欧諸国では最大の市場潜在力：業界団体なく、中核17メーカーわが道を行く

摘要

ポーランドは最近、FA業界から注目を集めている。 それはトヨタ自動車が東欧進出、とりわけポーランドにおけるトランスミッションやディーゼル·エンジン生産を具体化し始めたからだ。 ところが、同国には工作機械業界をまとめる組織·団体がなく、およそ17社の主力工作機械メーカーが群雄割拠（？ ）している状態である。 ポーランド工作機械産業の実力は、中·東欧ではチェコを追いかける存在で、ヨーロッパ域内では9～10番目、すなわちフィンランドやスウェーデンを凌ぐ位置だと推定できる。 今年夏、ポーランド共和国を訪問し、工作機械メーカーの工場も視察した。 ここではその実像に迫ってみた。