射出圧縮による超薄肉導光板専用成形機

摘要

近年、LEDを光源とする液晶ディスプレイで使用される導光板は薄肉化が進み、3インチでは0.3mm以下、7インチでは0.6mm以下、15インチでは0.8mm以下と非常に薄くなっており、これに対応すべく当社では電動式射出成形機の特徴を活かし「高速射出＋射出圧縮装置」でのアプローチを進めている。 本稿では、射出圧縮装置Quick Servo Pressを搭載した超薄肉導光板成形専用成形機についての特徴を紹介する。 図1に型締力1000kNのMD100X HP-APの外観と主な特徴を示す。また、表1に超薄肉導光板専用機HP-APシリーズの仕様を示す。