貫流ボイラの高効率運用管理システム

摘要

地球規模の資源制約、気候変動問題、経済面に加えて電力問題からも省燃料·省電力は緊急課題となっている。このような背景から、ボイラの高性能高機能化への要求は近年ますます高まってきた。ボイラの省エネで大切なことは下記2点である。①ボイラ自体の効率が全負荷域で高効率であること；①ボイラ実運転で高効率が発揮されていること。本稿は項目②をテーマとする。ボイラ実運転において、当社大型貫流ボイラ「Ifrit（イフリート）」の高性能を最大限に活かす周辺装置として、「川崎PI台数制御装置」と総合管理システム「Every Fit（エブリフィット）」を紹介する。