多目的遺伝的アルゴリズムを用いたメッシュルータ配置における様々な遺伝的オペレータの検討

摘要

無線メッシュネットワーク（Wireless Mesh Network: WMN）においてメッシュクライアントはメッシュルータを介した通信を行う．そのため，メッシュルータの配置箇所はネットワーク全体の接続性と安定性に影響を与える．このメッシュルータ配置箇所の決定方法はNP困難となる．本研究ではメタヒューリスティック手法の多目的遺伝的アルゴリズム（Multi-Objective Genetic Algorithm: MOGA）を用いてメッシュルータの配置箇所を決定する手法を実装する．本論文では様々な遺伝的オペレータを使用した時に解へ与える影響を検討する．