【特集】初夏の必須手入れ【特別編】「松の葉枯れ病」への薬剤繁は6月から「マツノぺスタロチア葉枯れ病」对策

摘要

ここまで紹介したいくつかの樹種の初夏の手入れとは別に、特別編として、ここでは松類(とくに五葉松)の葉枯れ病対策について，します。本誌ではこれまで、2013年ごとに「松の葉枯れ病対策」の記事を紹介してきました。この病気の正式名は「マツノぺスタロチア葉枯れ病」といい、^年ほど前から全国きで針葉樹の庭木や盆栽、養成樹などの植木に発生が見られたものです。発生は、|部のあるいは小枝の全葉が枯れるといった状態で、それが蔓延すると盆栽や樹木そのものの枯死へと至る#sも見られるようになりました。その病因の解明と！対策が始まったのは1996年からでした。それまで、ァカマッに寄生するべスタ□チア病菌は知られていましi=Tが、クロマツやヒメ nマツCT-ヨウマツ)、ァカェゾマツなどへ寄生するぺスタ口チア病菌は未知の存在でした。この調査研究を実際に行ったのは、口氏(曰本植物防疫協会研究所当時)と小林古fMK氏(東i辰業大学国国际農辰業開発学科）のお一人で、それに前牛久自然観察の森園長であり盆栽愛好家である和夫氏による病害标本_24採取の案内および供試樹木の提供もあり、さまざまな農薬の施用によつてが確=1されたのです。しかし、冒頭で紹介したように、2OOC0年に本誌で初めてその病害の実態と法を紹介し、その後も数年ごとに該当記事を掲載してきたにも関わらず、<5フ日でもこの病害によって「松盆栽の葉が枯れた」という事例が多く見られます。今年は、以下に紹介するように平年通りの梅雨と猛暑が予想され、この「マツノぺス夕口チア葉枯れぎのさらなる発生とmi心配されます。そこで、5年前(2011年)の本誌で掲載した「松の葉枯れ病はない」を再截、今夏の！対策に役立てていただきたいと思います。