小径コア法によるコンケート構造物の調査·診断技術

摘要

小径コア法(「ソフトコアリング」 、「ソフトコアリングC~+」)は、既設構造物の調査·診断技術として普及の段階にあり、新設土木構造物の強度測定という新たな展開も見せている。 これらの技術の実構造物への適用に際し、正確な試験方法に則った確実な評価が必要であることはいうまでもない。これらの技術レベルあるいは試験精度を確保·維持することが、本技術を普及するために最も重要なことであると考えられる。 今後も、技術普及を図るとともに、社会インフラの維持管理に微力ではあるが協力できれば幸いである。