原料骨材の開気孔率がキャスタブルの特性に及ぼす影響

摘要

キャスタブルの流動性は，原料骨材のバラつきによりバラつくことがあり，天然原料を使用した汎用キャスタプルの場合に顕著になる。このようなバラつきのあるキャスタブルを施工する場合，（i）混練水量を一定にする方法と（ii）流動性が同等になるように混練水量を調整する方法がある。本報では物理特性の異なる同組成の天然原料を用いて，添加水量を一定にした場合とフロー値を一定にした場合の試料を作製し，この2つの方法がキャスタブルの特性に及ぼす影響にっいて比較して，いずれの方法がより特性のバラつきを小さくすることができるか検証した。