地質調査所「100万分の1日本地質図CD-ROM版」メッシュデー夕の様々を利用法-国土地理院·標高メッシュ·－ファイルフォーマット化を通じて-

摘要

電子地理情報（電子地球科学情報を含を）と地理情報システム（Geographic／Geographical Infor-mation System；以下GISと略記する）は，近招来，地球科学·工学分野で非常に重要な地位を占めると予想される。 しかし、急激な発展期にある男在，それらの利用についてはまだ後々な問題がきる。 具体的には，基礎的·基盤的な電子地理情事の未整備や未公開，汎用GISソフトの操作の薙Lさや価格の高さ，空間（地下）3次元データの筍針処理に優れたGISソフトの未成熟，データ形式·ファイル規格などの遣いによる多種類データの統合的な管卦処理の複雑さなどが挙げられる。地球科学·工学分野の電子地理情報として最も重要なものは、恐らく測地学的（地形～標高分布）データであると思われるが，地表の地質分布も資源開発、環境保全，災害防止など応用分野が広い基礎的·基盤的なデータとして重要性が非常に高い。 地質調査所～地質調査総合センターは，100万分の1日本地質図第3版CD－ROM版としてベクトル，メッシュおよび酎象の3形式で電子情報を提供している（地質調査乳1995）（3種類のデータ形式の概要については、第1図を参軌しかし，その現状には様々な問題があり，将来の改良