中国全人代開幕、径胡錦濤体制確立へ格差抑制、安定成長を目指す

摘要

中国で年に一度、重要な政策を決定する、第10期全国人民代表大会（全人代＝国会）第3回会議が、3月5日、北京の人民大会堂で、胡錦溝国家主席ら党·政府首脳と約3，000人の代表が出席し、開幕した。 　 温家宝総理が政府活動報告（施政方針演説）を行い、今年の経済成長率目標を「8％前後」に設定、高成長を維持する一方で、マクロコントロルを継続し、経済、社会の安牢的成長を図る方針を明らかにした。 また「反国家分裂法案」に関し、台湾独立は断じて許さないと述べ、独立の動きには武力行使も辞さない決意を示した。 　 また全人代に先立ち国政への政策提言機関にあたる全国人民政治協商会議（全国政協）も3日、北京で始まった。