日本実験力学会 2004年度分科会合同講演会報告

摘要

2004年3月16日に青山学院大学で日本実験力学会2004 年度分科会合同講演会（工学の各分野における実験力学技術の現状·応用および展望）が開催された．この講演会は，「実験力学に関する学術技芸の進歩発展をはかり，これを産業振興，医療福祉や環境保全などの応用適用に貢献し，人類社会の発展のために尽くすこと」を目的として，2001 年1月に発足した日本実験力学会の学術活動の中心的役割を果たしている分科会の合同講演会として企画された．現在，分科会は12あり，日頃は，年一回開催される年次講演会でオーガナイズドセッションを企画したり，個別の講演会を主催，共催，協賛するなどの活動を行っている．本学会の括動をより活発にし，上記の本学会の目的を達成するための一つの方法は，いろいろな分科会における学術的な情報を交換して討論するする機会を多くすることが考えられる．そこで，本講演会は，各分科会からそれぞれの分野における実験力学技術の現状やそれらの利用について報告していただくと共に，それらの今後の展望を述べていただき，それらを基に研究情報を交換·討論する場にするために企画された．