光伝送装置市場/日本メーカー、市場へ本格参入

摘要

インターネットやCATVの急速な普及を背景に、データ·映像せ音声を同一回線で送信するブロードバンドの需要が米国を中心に急増する中、通信業者やネット接続業者は、光ファイバ山回線に高速伝送する超高速光伝送システム（SONET／SDH）の技術や、複数の光信号を同時伝送することで容量を大幅に高めるう好DM（光波長分割多重）を基幹網に競って導入し始めた。北米ではブロードバンドの進展でインターネットによるデータ伝送量が年率50～100％の割合で伸び、2003年には99年末時点に比べて50倍に急増する見通し。 光伝送装置の世界市場は、99年度が1兆7，000億円から1兆8，000億円とみられるが、依然としてSONET（Synchronous OpticalNe work）／S D H（Synchronous DigitalHierarchy）システムがトータル市場の70％近くを占めている。 しかし、WDMシステム、海底システムの需要も旺盛で、特にWDMシステムは年率50～60％の勢いで伸びており、2003年にはWDMシステムが最も大きな市場を形成するとみられている。