チャック袋市場--ユニバーサル·デザインという大きな流れ

摘要

業務用チャック袋市場には、テープと袋の「一体型市場」と、テープ販売を行い各種多層フイルムを装着する「テープ販売市場」がある。一体型市場の場合、生産日本社が圧倒的なシェアを持つが、テープ販売市場との単位の統一が困難で比較が難しいため、このレポートは、テープ販売市場に絞って解説する。 業務用チャック袋（テープ販売）市場（以下、業務用チャック袋市場）は、パッケージの易開封ニーズに対応し、好調に推移している。 ただそれまでの伸びが非常に大きかった分、需要が安定してきた今、伸び率としてはやや鈍化している。 しかし、堅調に推移しているのは確かであり、2003年は、対前年比2％増の41000万メートルを記録している。 2004年は42000万メートルと2003年を2.4％上回ることが見込まれ、更に2005年は42600万メートル付近に着地しそうである。