常温コロナ放電によるカーボンナノチューブの製造技術

摘要

本発明は、常温コロナ放電によるカーボンナノチューブの製造技術に関するもので、その主な特徴は、アセチレンと水素ガスの混合気体を直流インパルス電源を用いて、非対称電極の一端に直流インパルス電圧をかけ、他の一端にアースをとり、コロナ放電を発生させて、アセチレンと水素ガスの混合物の存在する区域にプラズマを形成させ、重合反応により、カーボンブラックの産出に伴うカーボンナノチューブの産出を行なうもので、透射電子顕微鏡により、カーボンナノチューブの寸法は内径が4～6nm、外形が22～30mmであることが判明した。