VDI 2230 Blatt 1(2003)高強度ねじ締結の体系的計算法－円筒状一本ボルト締結（その7）：5.5応力と強度の検証

摘要

たいていの場合，予張力はナット又はめねじに対するボルトの相対回転によって与えられる。 その結果として，ボルトには予張力による引張応力の他に，ねじ部トルク晩によるねじり応力ももたらされることになる。ボルトに対して与えることができる予張力の最大値（降伏点荷重）は，同時に作用するこれら引張応力軸及びねじり応力加に影響を受ける。 この応力状態は，せh断ひずみエネルギー説により等価の一軸応力状態（相当応力σ{sub}(red)）に変換される。