麻酔情報システムにおけるエルゴノミクス重視のシリンジポンプ静脈麻酔薬自動データ入力の検討

摘要

麻酔を実施するための最近の麻酔ワークステ ーシヨン1)の多くには，電子気化器も使われ，吸 入麻酔については，ダィャルを動かすだけで，麻酔情報管理システム（Anesthesia Information Management System,以下AIMS)に，自動記 録することが可能になり，請求の自動化も可能になってきている.一方，静脈麻酔薬でのシリンジ ポンプ操作についても，気ィ匕器の操作に匹敵する 麻酔上の意味を持つはずで，シリンジポンプの操 作からユーザの意図した投与設定を自動判断し記録できれば，吸入麻酔の自動記録に近づく.