国の庁舎整備として、初めてCLTノネル工法を採用した庁舎が完成 -西都児湯森林管理署庁舎新築工事-

摘要

本年七月に、一部にCLTパネルェ法を採用した九州森林管理局西都児湯森林管理署の庁舎が完成しました。CLTパネル工法は、新たな建築部材であるc L T (cross LaminatedTimber=直交集成板)をパネルとして、床、壁、屋根などに使用して建築物を建てる工法ですが、最近、この方法による建築事例が見られるようになつた中で、国の庁舎整備においてこの方法を採用したのは、今回の西都児湯森林管理署が初となるものです。今回完成した新庁舎の概要を紹介します。宮崎県西都市に所在する西都児湯森林管理署は、庁舎の老朽化に伴い、平成一一九年八月から国土交通省九州地方整備局鹿児島営繕事務所により建替え工事を進めてきました。