平成二五年度国有林野事業主要取組事項一般会計初年度公益重視の管理経営と民国連携の推進

摘要

林野庁は国有林野事業の平成一一五年度主要取組事項として、1.公益重視の管理経営の一層の推進、2,森林.林業再生に向けた貢献、3.東日本大震災からの復旧.復興への貢献-を掲げた。公益重視の管理経営の推進では大型補正で前年比四割増の予算規模となった森林整備事業費を活用し、開設延長六五〇キロの路網整備を進めるとともに、前年を一万15上回る一一万tク，の間伐を予定、民有林直轄治山事業では、和歌山県紀伊田辺地区で新規着手するなど、積極的に取り組む方針。森林-林業再生に向けては、民国連携の推進として、森林共同施業団地の設定を推進するとともに、新たに隣接民有林等整備事業を実施し公益的機能維持増進協定の推進を図ることとした。また木材の需給安定を図る目的で本年には国有林に需給変動の緩衝機能を持たす国有林材供給調整対策を新たにスタートさせるとしている。