平成26年度国有林野事業主要取組事項民有林に係る施策とのより一体的な推進

摘要

林野庁は、一般会計移行後一一年目となる本年度の国有林野事業に関して、公益重視の管理経営の一層の推進、森林、林業再生に向けた貢献、東日本大震災からの復旧.復興への貢献の三つを主な目標とした平成一一六年度の国有林野事業主要取組事項を作成し、発表した。公益重視の管理経営の推進に関しては、来年で一〇〇年目にあたる保護林制度の見直しを図ることとし、本年度は有識者会議を立ち上げ見直しの検討に入るとともに、公益的機能維持増進協定の活用も積極的に展開する方針。森林、林業再生に関しては、森林共同施業団地の設定や林産物の安定供給を積極的に推進するほか、国有林の林齢構成を踏まえ、今後、主伐とその後の再造林の本格的な実施に向けた取組を進める内容となっている。