SM水産部門の菓子化と総菜化高値のブリ類への対応と秋の売り場作り

摘要

表ー、表2は総務省平成24年家計調査年報を編集、掲載したものである。表1は家計消費支出金額のうち、食料計をlooとしてその内訳を示したものと、各項目の2000年をlooとしてその前後の伸び率を示した一覧表である。この表を見ると魚介類の構成比は下がり続け、^年には菓子類と同様の8.8%になり、隣の肉類にも追いっかれそうになつている(ただし摂取量では^年、&年に抜かれ、再度抜かれたTO年以降は、その差が離される傾向にある)。水産部門の低迷に対し調理食品(総菜)の構成比は上昇、12年には3.1%の差をつけるまでに成長した。その動きは表1の下欄にある00年比でも確認できる。00年をlooとした菓子類と調理食品の伸びに注目すると、調理食品の伸びに対して菓子類の伸びは目立たないが、それでも全カテゴリーの中で2番目で、この傾向はますます大きくなつていくものと思われる。