竹発酵微粉末による農作物の品質向上と 堆肥発酵促進(竹粉活用による農業の6次産業化）

摘要

竹資材の農業用途が様々話題になってきて いる。「なhでもチップにして蒔けば作物に 大変良いらしい」と極端なことも言われる。 筆者は研究の結果、付加価値をつければビジ ネスになる竹資材化ができると考えたので、 その製造、品質、効用について報告する。竹発酵微粉末の基本的条件は、(1)孟宗竹、真竹を使用すること。もともとタケノコを取った太い竹で夕14圣で80mm-180mmの間が、ここに述べる竹微 粉末製造機に適している。(2)若竹の幹で2-3年生のものが良い。 竹の生長は烈しぐ1年で成木になるので竹林をうまく管理すれば、順次次々に手ごろな 竹を継続的に伐採収集可能である。古竹、枯れ竹は早目に処分し管理美竹林を 形成して毎年1/ 3ずつ伐採して3年周期で伐 採できるようにすれば、ライフサイクルの上 では原料が毎年無償で供給されることになる。(3)竹の幹の内部に維管束の孔が無数に通っ ているのでこの孔（20//)を破壊しないよう に20 mu の微細多孔質を維持した粉末とする。