土壌分析によるニンニク圃場の対策と改善一病害発生の観点から一

摘要

青森県産ニンニクは国内生産量の約70% を占め、その中で十和田市の生産量は青森県 の約30%、全国の約20%を生産しています (平成23年)。古くから青森県福地村(現在南部町）の河岸 段丘で生産されている「福地ホワイト」（福地 在来種に白色系を掛合せて作られた寒地系品 種)は大球の六片種で、一片が重く外皮が白い のが特徴で、身がよくしまっているため、料 理ゃ加工に使いやすく、美味しい品種でした。 そして昭和40年代後半から、この「福地ホヮ ィト」からの優良系統の選抜が始まりました。