ファントムおよび輝度弁別閾を用いたMDCTにおける 硬組織最適撮影条件決定法

摘要

近年，インプラント治療の普及は目覚ましく，歯科診療所の35.6%で実施されている1。ィンプラント治療におい て三次元画像の解析は重要な事項であり，その必要性につ いて過去に複数の報告がある2-6。三次元画像診断について は，multi-detector CT (MDCT)または歯科用cone beam CT (CBCT)を用いることがほとhどであるが,臨床に即 した再現性のある画質評価指標がなく ，汎用性のある適正 な撮影条件決定法は未だ確立されていない。