歯科矯正用セルフライゲ一シヨンブラケッ卜によるMRI金属アーチファク卜： ファン卜ー厶による拡散強調像を含む各種シークェンスの検討

摘要

磁気共鳴画像(Magnetic resonance imaging ：以下，MRI) 検査は，放射線被曝がなく非侵襲的であり容易に任意の断 面像が得られることから，日常の臨床において重要な画像 検査法の一つである。頭部および頭頸部領域においては, 脳腫瘍および急性期脳梗塞等のスクリ一二ングやがhのス テ一ジングの決定等に広く用いられ,不可欠なものとなつ ている。しかしながら，口腔内に矯正装置などの磁性体を 含有する歯科材料がある状態でMRI検査を行うと磁性体による障害陰影が生じ，画像診断の妨げになることが臨床 上問題となっている。