中空糸型バイオリアクターの開発

摘要

近年，湖沼や湾等の閉鎖水城での富栄養化現象の原剛勿質である窒素やリンなどの栄養元素を含hだ有機排水の処理が大きな関心を集めている＝）．リン除去については鉄塩，アルミニウム塩，カルシウム塩などによる凝集沈殿法で容易に除去可能であり，プロセスも確立されている．一方，窒素除去は硝化蘭と脱窒蘭の共同作用で生物学的に盤素ガスに変換，除去されるが，硝化蘭は独立栄養細菌でありその増殖速度はBOD酸化細菌などの従属栄養細菌に比べ1／10程度と小さいことから大塊模なバイオリアクターが必要となり，用地確保や設備投資に多額の費用が必要となる．更に，好気性の硝化リアクターと嫌気性の脱盤リアクターを効率的に切り替えることが婆求され処理役欄の運転管址が排しい．これらの理由からバイオリアクタけによる窒素除去を含む排水の高度処理の計画は容易に進hでいないのが実状である．