塩基識別型蛍光性核酸を用いた遺伝子多型の新判定法

摘要

私たちの顔が個々人で異なるように，ヒトのゲノムの塩基配列も，それぞれで微妙に違っている．こうした個々人の遊伝的な追いは，多塾と呼ばれ，それらは，①一塩基多軌②挿入·欠失，③繰り返し配列の個数の変化（マイクロサテライト等）などが知られる．ヒトゲノム配列の決定が進むことにより，数百万を超える多数の遼伝子多弘が明らかにされたト4）．そして，親子·兄弟·双子間など家族内の過伝子多弘研究を通して，疾病の催りやすさ，背丈·髪などの身体的特徴，体質などに遺伝子多型が影響することが明らかになりつつある．