アフィニティークロマトグラフィーと等電点電気泳動を統合したタンパク質分析チップ：チップのデザインと予備的分離結果

摘要

リン酸化などの翻訳後修飾は生体制御における主要な調節機構の一つである。 複雑な生体試料から選択的に特定のタンパク質を取り出すことができるアフィニチイークロマトグラフィーと、等電点の適いに基づいて詳細な分離を行うことができる等魔点竃気泳動を組み合わせることによって、等電点の変化を伴うリン酸化やシァル酸付加などの翻訳後修飾の解析を効率よく行うことができると考えられる。われわれは2つの分離を一つのガラスチップ内に統合することにより、翻訳後修飾を短時間内に無駄なく耶析可能な分析システムの開発を目指している。 今回はチップの設計と棋準試料の予備的な分離結果について報督する。