第17回磁性国際会議（ICM2006）報告

摘要

第17回磁性国暦会議（ICM2006）か2006年8月20日（日）より25日（金）までの真夏の6日間，京郡市左京区宝ヶ他の国立京都国際会館において開催された．本会議は，国際純粋·応用物理学連合磁性分科（IUPAPC9）が3年ごとに開催する会議であって，物性物理学分野における主要なl司際会議の1つである．今回，安岡弘志·前川場通両組織委員長をはじめとする日本の磁性コミュニティーの尽力により，1961年の第Z回，1982年の第9回に続き，日本で3回目のICMの開催となった．日本物理学会ほ日本学術会議および日本応用磁気学会，応用物理学会，日本金属学会の3学会とともに共同主催学会となり，会議の開催に至った．会議期間中には，基礎から応用に至るまで磁性に関する様々な領域にわたって活発な議論が行われた．