2004年新潟県中越地震にともなう地すべり·崩頓発生場の地形·地質的特徴のGIS解析と土質特性の検討

摘要

2004年新潟県中越地震こともなって発生した地すべり·崩壊の発生域の地形·地質·士別的特徴を地形乳GISならびに．土甘試験?安定解析を用いて検討した。 その結果，以」￣F一のことが明らかとなった。 1 。 2004年新潟県中越地震二よる地すべり（深層すべり）は，芋川や塩馴l流域の幌金向斜沿いの地域に弗申して発生したく。 それ　 らは, 旧期の地すべり地形の一部が再清制したものである。 これには，魚沼丘陵を開粁する州別こ沿った30∩相加）急な祥哩斜面　 の発達が関わっていることが示唆された。 2.大瓜膜な地すべりによる地形変位鼠を地銅前後のOEM（数値地形モデル）から糾11した。 滑湘削寸近での陥没，移動体による　肘河迫の卿構い旧地表面に対する来り上がり·隆起が捉えられたほか，移動体から受ける側圧で馴三した河株の隆起も認められ　 た0樹こ大l三卜別ヒ側（塩谷細沢川憫」二枚·師では，1二下変動通がともに東大で40m比．llの規模で発生した3．崩壊は，その6判以＿＿上が45。 以＿．との急斜面で発生している。 4?地すべりの大半は僻すべり梨でその発生域での元針術勾配は，1．3－268の穐酬で，そのモードは21－260である。 そのうちモードは?東北日本内弧·新第二系州潤滑地域のそれに比べ数度樺檻大きいことから，地震動なしには地すべりが発生しにくい二l諸　 条件下にありた。 5.リングせh断試験および原位匿1而せh断試験によるすべり何のせh断強舷は．砂岩と泥岩の個料こすべり面が形成されてい　 る場合，完全軟化強度 c`=0kPa, ，Φ′＝350，残留強度はCr`=0 kPa, Φr`=30 の伯を示し．泥岩·シルト葉仲）すべり而では完全状化独断'＝0～10kPa．Φ′＝300，残留強度はCr`＝10kPa，Φr＝20qの値が得られた。 既報皆の第三紀層すべり何の平均鞘剛曲比価　偶弓ほか，2003）と比峨した物合，シルト岩のすべり耐は100稗庇大きな偶である。