山形県大蔵村肘折地区で発生した地すベり災害

摘要

平成24年4月10日未明に山形県大蔵村の肘折地区で地すべりが発生し,斜面の下方を流れる銅山川が閉塞されるととも に,地すベりブロックの頭部を通る県道57号線のへアピンカーブ部が崩落した （以下,1次すべりという）.山形県によ ると,3月31日に地元から県道の路面に屯裂があるとの連絡が入り,片側交互に通行規制をして変動を監視していた.そ の後の気温上昇に伴う融雪により地すベ り変動が活発化した.