光触媒CdSのナノカプセル化で特性を向上硫化水素の分解に適用、7倍の水素を発生仙台市、企業と連携しプロジェクト推進

摘要

東北大学大学院環境科学研究科の田格和幸教授の研究グループは、光触媒である硫化カドミウム（CdS）のナノ粒子をカプセル構造に配列させることによって、光触媒特性を従来の7倍にまで向上させることに成功した。 この物質は、太陽光照射のもとで有害な硫化水素を分解し、水素を極めて高効率に発生させることができる。