粉じh計＜労働環境における粉じh測定について＞

摘要

粉じhとは空気中の塵、埃の総称で、その濃度、組成によっては人の健康に多大な影響を与える。 戦後及び高度成長期における労働環境上の粉じhとは、ほとhどが喫煙によるものだった。 しかし近年禁煙、分煙化が進み、喫煙が主となる粉じh測定値が高い濃度を示す実例はあまり見受けられなくなってきた。 これに代わり新建築材料等から発する有害物賓との相乗効果による悪影響、長期間の蓄積により精密OA機器を損傷させる、など新たな問題が発生している。 また大気中の粉じh測定においても、後術する大気中の各浮遊粉じhが自動車排気ガスとの相乗効果で少なからず人体に影響を及ぼすことがわかってきた。 本研究分野においても早急な対応が必要である。