新技術開発におけるエンジニアリング会社と大学や化学プラントユーザーおよび装置メーカーとの協業

摘要

新年明けましておめでとうございます。積雪のなかから必ず新芽が出てくるように，霞がかかったような原発以降のわが国産業から新しい息吹がでてきて，明るく世の中を変えてくれる一年のスタートとなることを心から期待しております。昨年10月30日から11月1日にかけて東京ビッグサイトで開かれた「INCHEM TOKYO 2013」は，3万人に及ぶ入場者を迎えて大きく盛り上がった。エプシロンも創業11年にして初めて出展したが，多くの来場者と接することができ，それらの方々からの新たな技術やつながりにかける熱い期待をひしひしと感じた3日間であった。本稿では，発表させていただいた新技術開発におけるエプシロンの提案を中心に，エンジニアリング会社と大学，化学プラントユーザーおよび装置メーカーとの協業についてその一端を述べてみたいと思う。