夢ある国造りを通じて省エネを!

摘要

地球温暖化の防止を目指す「京都議定書」に関して，昨年10月22日ロシア下院が議定書批准法案を可決したことにより，早ければいよいよこの2月から発効の運びとなる。 また，昨年12月6日から17日にわたりアルゼンチンのブエノスアイレスで開かれたCOP10では既に，「ポスト京都議定書」の議論が並行してスタートしている。 わが国は，基準となる1990年の温暖化ガス排出量·12.37億トンに比して2002年では既に7.6％高い13.31億トンを排出している。 従って目標である1990年比·－6％を達成するには，7.6＋6＝13.6％の削減が必要であることは良く知られている。