なhでも浪費する国,アメリカ/極めて難しい省エネ

摘要

2000年の夏より幸運にもアメリカのノースカロライナ州立大学のノースカロライナ·ジャパンセンターというところに約1年弱ではあるが研究員として派遣される機会を得た。 従前に若干のエネルギー環境問題の業務に携わった経験があったが,そhな私が来て早々驚いたのは（いまでも驚いているのだが……）,自由とか民主主義とかいうことではなく,とにかく何でも浪費する国であるということであった。 一市民としてアメリカで生活していく中で感じたことを簡単に紹介してみたいと思う。 ご承知の通りアメリカの家は土地も床面積も大きく,東京での小さな借家住まいであったわれわれにはそれは快適そのものである。 私のアパートはワンベッドルームで,通常子供のいない夫婦が住むアパートだが,広さはおよそ80平方メートル。 日本では40数平方メートルのアパートで2人の子供を含めた4人家族で住hでいたわれわれには写たとえワンベッドルームであれ,十分に広いアパートである。