結紮を必要としない微細縫合糸の臨床応用

摘要

このデバイスのコンセプトですが（Fig.1)，縫 合糸，針のついていない片端のところにイカリ型 の構造のステンレスのデバイスをつけて，この溝 に糸をかけて溝を圧着することで糸結びを不要と するというものです.もともと東京大学工学部と 共同で進めてきて，結紮を応用するデバイスとし ての特許獲得を進めながら，さらにはォリンパス 株式会社の協力を得てイカリ型のものを作成しま した.非常に薄い0.5 mmほどのスロッ卜ですので， さらに最終の形状としてそこに通すための形状を改良して現在特許申請準備中です.