Subbrow blepharoplasty for upper eyelid rejuvenation in Asiansアジア人における上眼瞼若返りのための眉下の眼瞼形成術

摘要

要旨：古典的眼瞼形成術は眉下の皮膚よりも險板上部の上眼瞼皮膚を除去する。それは外側垂れ覆いの過剰皮膚を適切に処理することにはならなレ、。アジア人は白人より高い位置に眉毛を有する傾向にある。上外側の過剰な眼瞼皮膚とアートメイクした眉毛を有するアジア人女性が上眼瞼の若返り手術を要望するにあたり、眉下の眼瞼形成術はもう一つの選択肢となりうる。本研究は慎重に選択された患者での上眼瞼若返りにおいて、あまり採用されたことのない眼瞼形成術の役割を評価することである。本研究の評価は、患者のアンケート評点によって判断された前向き研究である。1997 年1月より2008年9月までに当院を受診し、上眼險皮膚のたるみ取り手術を受けた患者にインタビユーし、眉下の眼險形成術が適しているかを検討した。この11年間で804例の患者が上眼瞼形成術を受けた。このうち101例（12.6%)は眉下の眼瞼形成術の適応とされた。本研究に含まれる判断基準は、外側垂れ覆いのある上眼險皮膚弛緩症の患者であった。審美的改善度は患者の主観的印象(満足か不満足か）によって判定された。すべての評点は術後4週の時点で集められた。92例の患者(91.1%)は満足の結果であった。9例の患者(8.9%)は不満足の結果であった。選択された患者において、眉下の眼險形成術は人種的顔貌の調和を保ちつつ上眼瞼の若返りをする有益な手術である。この改良手術法は同じ目的で採用された他の上眼瞼形成術の欠点を克服する。