医療分野をテーマに、平成30年度技術講演会「マグネシウム合金の医療分野への展開」を開催

摘要

構造材料としては耐食性が永年の課題となっているマグネシウムであるが、その反応性から、生体に吸収される材料が用いられる医療デバイスへの応用が期待されるようになっており、国内外において生体吸収材科としての研究開発が活発化してきている。そこで当会は、医療用としてのマグネシウム合金の材料開発動向と、それを治療に使用する側の動向を聴講することができる講演会を企画し、6月26日に機械振興会館で平成30年度技術講演会「マグネシウム合金の医療分野への展開」を開催した。以下に講演会の概要を報告する。