固体粒子濃度分布に対する懸濁濃度と撹拝翼設置高さの影響のラグランジアン解析による検討

摘要

固液撹搾換作は，医薬品·食品·化学製品の晶析や固体触媒反応プロセス等で広く用いられている．同プロセスにおいては，粒子が均一には分散されず，撹拝をしても粒子が槽底にたまるという問題が生じている．この現象を解明するためには槽内の固体粒子濃度分布を定量化することが重要であり，固体粒子の分散状態を把握することが必要である．