美容外科治療後のメイクアツプ療法の有用性について 満足度調査から

摘要

社会復帰を目的としたリハビリメイクの，美容外科治療後に問題を抱えた患者に対する効果を 検討したため報告する。2007年4月-2011年3月までに美容外科治療後の患者にリハビリメイクを施"'した54例を調 査した。施行前，施行直後，施行3週間後に自身の外観に対する満足度をvisual analog scale (VAS)で評価した.，3週間後のアンケートの返送率は310/0であった。VASの平均は施行前16.18,直後75.59， 3週 間後41.82であった。施行前-直後，施行前-3週間後，それぞれで有意な上昇を認めた（Pく0.005),, 筆者によるメイク提供は一度のみであるが3週間後もVASの向上が維持されたりリハビリメイクの導入は美容外科治療後の患者に有効であることが示唆された。