「物流センター長」のあるべき姿とは？わが国物流現場の実態と課題を追う～RCC／物流センター長研究会と本誌共同研究·第2回 レポート

摘要

㈱流通研究社／RCCの設置する「物流センター長研究会」（リーダー＝真島良雄RCC所長，メンバー＝菊田一郎，木曾三郎，児崎豊満，田中浩二，寺田智代司，野澤良彬，柳橋裕正＝50音順）では，昨年から「物流現場マネジメント／物流センター長のあるべき姿（果すべき役割）」を追求するとともに，現状とのギャップをとらえ，センター長の育成施策確立·改善に向けた提言等をまとめることを目的に，研究活動を績けている。その一環として今寺，本誌が同研究会と共同で実態調査アンケートを行い，4月号誌上で第1回報告を発表した。研究会ではその後も分析を続け，この9月の日本物流学会での研究発表に向け中間報告がまとめられたので，誌上でも第2回報告をお送りすることにした。以下のレポートは同中間報告を踏まえつつ，アンケ1トを実施した編集部が独白の考察·分析を加え，研究会報告とは別に作成したものである。