グリーン物流推進と効率化を両立，企業革新の達成へ～フィールドイノベーションを支える富士通の“ロジスティクスソリューション”

摘要

今年の異常な暖冬ぶりに誰もが不安を感じていたであろう去る2月2日，国連の「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)が発表した第4次評価報告書は，各界に再び衝撃を与えるものになった。地球温暖化が人間活動による温室効果ガス増大の結果であり，世界各地で頻発する洪水·暴風雨·雪氷融解等の気候変動の要因となっていることをほぼ断定し，改めて警鐘を鳴らす内容だったからだ。 「グリーン物流」の推進は，産業界にとって本当に待ったなしのテーマとなった。 おりしも富士通では，昨年確立した「ロジスティクスソリューション」でグリーン物流推進の機能を充実·強化，時代のニーズに対応している。それは企業にも人にも環境にも最適な，物流·ロジスティクスを目指すものにはかならない。 ここでは同社キーマンに，その戦略的コンセプトと狙いを聞いてみる。