“食の安心”支える晶賞のSCMその実現と物流部円の役割～加工食品のトレーサヒリテイ（流通歴情報追跡システム）確立目指して

摘要

大きな社会的問題となった狂牛病の発生に関連し，安全性に疑問のある一部の加工食品がメーカーから発表され，それらは自主回収されることになった。しかし他の食品は本当に大丈夫だろうかと不安を抱いた人も，実は少なくなかったのではないだろうか。 それは具体的な事実（データ）を示した上での「問題ありませh，安心できます」という報告ではなったからだ。遺伝子操作を加えた食物原料の混入についても，また食品加工の製造工程においてミスが発生した場合や利用する半製品に品質異常があった場合も，同様である。